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電源開発とJGX、脱炭素行動アプリ「Cアプリ」を公開
電源開発と日本GXグループが、環境配慮行動に応じてJ-クレジットと交換できるポイントを得られるアプリをリリースした。
BLUE NOVA編集部

PR TIMES
電源開発(Jパワー)と日本GXグループ(JGX)は、2026年10月27日に脱炭素行動を促すアプリ「C:マイカーボンクレジット獲得アプリ」(Cアプリ)をリリースしたと発表した。Cアプリは、環境配慮行動を生活者や従業員などが参加しやすいクエストとして届けるプラットフォームである。
Cアプリでは、企業・自治体・店舗などが促したい環境配慮行動を設定できる。参加者は脱炭素やサステナビリティに関する学習、購買、イベント参加などのクエストに取り組み、達成に応じてソーシャルクレジット(SC)を獲得する。
SCは一定量たまると、環境配慮やフェアトレードなどの背景を持つ商品・サービスと交換できる。さらに、JGXが運営する日本カーボンクレジット取引所(JCX)との連携により、J-クレジットとの交換にも使える。
発表によると、環境配慮、資源循環、脱炭素化といった施策では、生活者にとって参加する理由が見えにくいことや、施策実施者が参加状況や成果を確認しにくいことが課題とされる。Cアプリはこの課題に対して、参加のきっかけと成果の可視化を同時に狙う。
背景にあるJ-クレジットは、CO2の削減量や吸収量を国が認証し、取引できるようにする日本の制度である。カーボンクレジットは排出削減量や吸収量を売買できる単位にしたものを指す。Cアプリは、こうした仕組みを個人や店舗の行動につなげる試みといえる。
個人の行動を積み上げてクレジットに換える構造は、企業が従業員や来店客の行動変容を促す手段としても使える。一方で、SCとJ-クレジットの交換条件や量、参加者数などの数値は、今回の発表では示されていない。
今後は、Cアプリを導入する企業や自治体がどの程度広がるか、また参加の実績がどの程度公表されるかが注目点になる。アプリの利用が実際のCO2削減の把握にどうつながるかは、運用の内容と合わせて確認する必要がある。
BLUE NOVAの見方
個人や従業員の日々の行動を、クレジットという換算可能な単位に結びつける試みである点に意味がある。これまでカーボンクレジットは主に企業や自治体の大口取引で語られてきたが、Cアプリは行動の入口を広げる。一方で、行動の積み上げがどれだけCO2削減に結びつくかは、J-クレジットの認証範囲と照らして見る必要がある。アプリの普及と参加結果の公表が、今後の評価の分かれ目になる。
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- カーボンクレジットとは
排出削減量や吸収量を、売買できる単位にしたもの。 - J-クレジットとは
CO2の削減量や吸収量を国が認証し、取引できるようにする日本の制度。
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