Journal世界の水素・持続可能性ニュース

トップ / ニュース / 水素 / INPEX、柏崎市でアンモニア製造を開始 三菱ガス化学へ供給

水素

INPEX、柏崎市でアンモニア製造を開始 三菱ガス化学へ供給

新潟県柏崎市で製造したアンモニアを三菱ガス化学に供給し、水素を運ぶ媒体としての活用が注目される。

BLUE NOVA編集部

Read in English

INPEX、柏崎市でアンモニア製造を開始 三菱ガス化学へ供給
AI生成イメージ(Google Gemini)

にいがた経済新聞

INPEXが新潟県柏崎市でアンモニアの製造を開始し、製造したアンモニアを三菱ガス化学に供給する。地域で製造した原料が、既存の化学工業の取引先に届く形の事業である。

アンモニアは窒素と水素からなる化合物である。水素を液体に近い形で運びやすくした物質として知られ、水素のキャリアと呼ばれる。水素は軽く体積が大きいため、長距離の輸送では変換して運ぶ方法が検討されている。

アンモニアは化学工業で肥料などの原料として広く使われてきた物質である。今回の供給は、その従来の用途と結びついた取引である。製造の過程では、水素と窒素を反応させて合成する方法が一般的に用いられる。

水素を燃料として使う際には、アンモニアを分解して水素を取り出す方法や、アンモニアを直接燃やす方法が検討されている。燃焼時に二酸化炭素を出さない点が利点とされるが、窒素酸化物の抑制などが技術的な課題になる。

脱炭素の観点から、アンモニアを火力発電の燃料に一部混ぜる混焼の検討も進んでいる。石炭火力に混ぜる場合、混焼の割合に応じて二酸化炭素の排出量を減らせるとされる。

水素の供給網は、製造、輸送、貯蔵、利用の四段階に分けて考えられる。今回の事例は、製造と原料としての利用をつなぐ段階に当たる。各段階の設備が揃って初めて、水素系の燃料が事業として成り立つ。

今後は供給の規模や期間が注目点となる。柏崎市での製造が継続的に拡大するか、他の地域や用途に広がるかが、この事業の評価を左右する。

BLUE NOVAの見方

アンモニアは水素の運び手として、脱炭素の供給網で注目される物質である。今回の製造開始は、国内で水素系の原料をつくり、既存の化学工業へ届ける動きの一つとして位置づけられる。ただし、水素そのものを燃料として大量に使うには、輸送と利用の技術が揃う必要がある。今後の供給規模と、どの用途に広がるかが評価の分かれ目になる。

出典・詳細 にいがた経済新聞の記事を読む

この記事は、配信元の報道をもとにBLUE NOVA編集部が書いています。AIを記事の執筆の補助で使用しています。詳しい内容は出典の記事をご確認ください。

この記事の用語

水素
水素は、もっとも軽い元素です。

「アンモニア 水素 本」の関連商品

PR

このセクションはアフィリエイト広告(楽天アフィリエイト、Amazonアソシエイトなど)を含みます。価格と在庫はリンク先で確認してください。

楽天市場で探すAmazonで探す

関連記事

水素の一覧