Journal世界の水素・持続可能性ニュース

トップ / ニュース / バイオガス・e-メタン / 豊田通商と東邦ガス、ブラジルでサトウキビ残さのバイオガス生産を実証

バイオガス・e-メタン

豊田通商と東邦ガス、ブラジルでサトウキビ残さのバイオガス生産を実証

ブラジルでサトウキビ残さを活用し、バイオガスを生産する実証事業を両社が進める。

BLUE NOVA編集部

Read in English

豊田通商と東邦ガス、ブラジルでサトウキビ残さのバイオガス生産を実証
写真はイメージ / 写真: Jonathan Wilkins / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons ライセンス

www.chukei-news.co.jp

豊田通商と東邦ガスは、ブラジルでサトウキビの残さを活用してバイオガスを生産する実証事業を進めている。両社の発表をもとにした取り組みで、現地の未利用資源をエネルギーに変える試みである。

バイオガスは、生ごみや家畜のふん尿を微生物で発酵させてつくるメタン主体のガスである。発酵により有機物が分解される過程でメタンが生成され、燃料として利用できる。

サトウキビは、砂糖やエタノールの原料として栽培される作物である。搾り取った後に残る繊維質の残さは、従来は燃料や肥料などに利用されてきたが、有効に使われていない部分も残っている。

ブラジルはサトウキビの主要な生産国として知られ、農業由来の有機資源が多い。こうした地域で残さを原料にできれば、資源の循環と地域のエネルギー利用を同時に進められる可能性がある。

バイオガスは、精製してメタンの比率を高めると都市ガスと同じように使える。ガス事業者である東邦ガスが関わることは、こうした利用の道を探る上で関心を集めるだろう。

今回の実証は、原料の確保から発酵、ガスの利用までの一連の工程を現地で確かめる段階にあたる。事業として成り立つかは、原料の収集コストや設備の運用効率などの検証結果によって判断されることになる。

注目点は、実証で得られるガスの量や品質、そして原料の調達方法である。サトウキビ残さを安定的に集められるかどうかが、事業化の可否を左右する要素になるとみられる。

バイオガスは、再生可能な有機物を原料とする点で、化石燃料由来の天然ガスとは性質が異なる。脱炭素の観点から、燃料の転換先の一つとして位置付けられている。

BLUE NOVAの見方

この記事の要点は、豊田通商と東邦ガスがブラジルでサトウキビ残さを原料にバイオガスを生産する実証を進めていることである。原料を未利用の農業残さに求める点が特徴で、資源の循環と脱炭素を両立させる取り組みとして意味がある。実証の段階であり、ガスの生産量や事業性はまだ判断できない。今後は、残さの調達方法や得られたガスの品質に関する発表が、事業化の見通しを左右する材料になる。

出典・詳細 www.chukei-news.co.jpの記事を読む

この記事は、配信元の報道をもとにBLUE NOVA編集部が書いています。AIを記事の執筆の補助で使用しています。詳しい内容は出典の記事をご確認ください。

この記事の用語

バイオガス
生ごみや家畜ふん尿を微生物で発酵させてつくるメタン主体のガス。

関連ページ

「脱炭素 本」の関連商品

PR

このセクションはアフィリエイト広告(楽天アフィリエイト、Amazonアソシエイトなど)を含みます。価格と在庫はリンク先で確認してください。

楽天市場で探すAmazonで探す