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東京都立大学、国際水素・燃料電池研究機構とパートナーシップ締結
東京都立大学が国際水素・燃料電池研究機構GIHFとパートナーシップを結び、脱炭素社会に向けた国際連携を強める。
BLUE NOVA編集部

レスポンス(Response.jp)
東京都立大学は、国際水素・燃料電池研究機構(GIHF)とパートナーシップを締結した。両者は国際連携を強化し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進める方針である。
水素は元素のうちでもっとも軽く、燃焼させても二酸化炭素を出さない。そのため、再生可能エネルギーなどの電力を使って水を電気分解してつくるグリーン水素は、脱炭素を担うエネルギーとして期待されている。ただし、製造方法によって排出量は大きく異なるため、低炭素な製造をどう広げるかが課題となる。
燃料電池は、水素と酸素を反応させて電気をつくる装置である。燃焼を伴わずに発電するため効率が高く、排出されるのは主に水である。自動車やバス、家庭用の定置用電源など、用途は広がりつつある。
大学の研究は、基礎的な知見を生み出す役割を担う。その成果を産業界や自治体の実証事業に結びつけるには、人材の交流や共同研究の枠組みが欠かせない。今回のパートナーシップも、研究から社会実装へつなぐ流れの中で位置づけられる。
今後は、締結に基づく共同研究や人材交流の具体的な内容が注目される。国際的な知見を取り入れながら、水素と燃料電池の技術開発と社会への導入をどこまで前に進められるかが焦点となる。
BLUE NOVAの見方
大学と国際的な研究組織が組むことは、水素と燃料電池の技術を研究段階から社会実装へ進めるための基盤になる。水素は脱炭素のエネルギー源として期待される一方、製造や利用の仕組みを整えるには国際的な知見の共有が欠かせない。今回の締結は、研究機関同士の連携を通じてその知見を広げる動きとして読める。今後、共同研究の成果がどの程度具体的に示されるかが評価の分かれ目になる。
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水素と酸素を反応させて電気をつくる装置。
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