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長谷工、RC床スラブの木質化新工法を開発 遮音・断熱と脱炭素を両立

長谷工が、鉄筋コンクリートの床スラブに木質の要素を取り入れる新工法を開発し、遮音・断熱と脱炭素の両立を図る。

BLUE NOVA編集部

長谷工、RC床スラブの木質化新工法を開発 遮音・断熱と脱炭素を両立
AI生成イメージ(Google Gemini)

リヴプラス

長谷工コーポレーションは、鉄筋コンクリート(RC)造の床スラブを木質化する新しい工法を開発した。遮音性と断熱性を確保しつつ、建物の脱炭素にも配慮することを狙う。コンクリート中心の床構造に木質の要素を組み合わせる点が、この工法の特徴である。

RC床スラブは、集合住宅やオフィスで上下階を仕切る構造部材である。コンクリートは強度と耐火性に優れる一方、材料の製造段階で多くの二酸化炭素を排出する。セメントの製造で出るCO2は、建設分野の排出量のなかでも大きな割合を占めるとされる。

木材は、成長過程で二酸化炭素を吸収し、建材として使う間もその炭素を固定しておける材料である。木造建築の拡大は、建築物のライフサイクルでの排出を減らす手段として注目されている。ただし木材は燃えやすく、遮音や振動の面でコンクリートとは性質が異なるため、床に使う場合は設計上の工夫が必要になる。

集合住宅では、上階の足音や振動が下階に伝わる問題が生活上の課題とされてきた。遮音は床の質量と構造で決まる部分が大きく、軽い木質材料だけでは同じ性能を出しにくい。断熱は床下からの冷気や暖気の伝わりに関係し、居住性に直結する性能である。

木質化を伴う床構造は、既存の施工方法との違いが現場の作業手順やコストに影響する。工期や費用への影響は、施工事例が積み重なるまで判断しにくい。建設業界では、低炭素型の建材や工法を、既存の性能基準を満たしたまま採用できるかが課題になっている。

今後は、この工法を実際の建物に適用し、遮音・断熱の性能と耐久性を確認していく段階に入る。建築物の脱炭素化は、建材の選択だけでなく、設計や施工の全体で取り組む必要がある。新工法がどの程度広がるかは、性能の実証結果と建築基準や住宅性能評価との整合にかかる。

BLUE NOVAの見方

建物の脱炭素化では、建設時に排出される二酸化炭素を減らすことが重要な課題になる。コンクリートは構造の信頼性から広く使われる一方、材料の製造で多くのCO2を出す。木材を床に取り入れる発想は、その排出を抑える選択肢の一つである。ただし、遮音や断熱を確保しつつ木材を使うには、構造と施工の両面での工夫が必要で、本工法の評価は実際の建物での性能確認にかかっている。

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この記事は、配信元の報道をもとにBLUE NOVA編集部が書いています。AIを記事の執筆の補助で使用しています。詳しい内容は出典の記事をご確認ください。

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