クリーンエネルギーの研究開発と技術革新を加速するための政府間の枠組みである。2015年11月30日、パリで開かれたCOP21の初日に20か国の首脳が立ち上げた。
2021年5月の第6回閣僚会合で第2期(MI 2.0)が始まり、特定の分野で期限つきの目標を掲げる「ミッション」の方式に移った。そのひとつ「クリーン水素ミッション」は、2030年までに水素の利用者側の費用を1kgあたり2ドルに下げることを目指し、オーストラリア・チリ・英国・米国・EUなどが共同で主導している。ほかに炭素除去、海運のゼロエミッション化などのミッションがある。
参加国とEUで世界のクリーンエネルギー研究開発への公的投資の9割超を占めるとしている。2025年8月には韓国・釜山でクリーンエネルギー大臣会合(CEM16)と合同で第10回閣僚会合(MI-10)が開かれ、10年の成果をまとめた報告書が公表された。第11回(MI-11)は2026年10月にサウジアラビアのリヤドでCEM17と合同で開かれる予定とされた。
出典: Mission Innovation「Joint Launch Statement」(2015)、Mission Innovation「Clean Hydrogen Mission」、Mission Innovation「MI-10 Ministerial」(2025)