EUの再生可能エネルギー指令(RED II)を改めた指令(EU) 2023/2413で、Fit for 55の一つとして2023年10月9日に理事会が採択し、2023年11月20日に発効した。最終エネルギー消費に占める再エネの比率を2030年に少なくとも42.5%にすることを拘束力のある目標とし、さらに2.5%を上乗せして45%をめざす。
産業では、使う水素のうち再エネ由来の燃料(RFNBO。再エネの電気でつくる水素など)の比率を2030年に42%、2035年に60%以上にするよう加盟国に求める。
交通では、再エネの比率を29%にするか、燃料の温室効果ガスの強度を14.5%下げるかを加盟国が選ぶ。あわせて、先進バイオ燃料とRFNBOを合わせて5.5%、そのうちRFNBOを少なくとも1%にする目標がある。
国内法にする期限は多くの規定で2025年5月21日だったが、2025年11月時点で、産業と交通の両方のRFNBOの目標を国内法にしたのは4か国(ルーマニア・チェコ・スロバキア・リトアニア)にとどまるとされる。
出典: Council of the EU「Renewable energy: Council adopts new rules」(2023)、Clean Hydrogen Partnership 観測所「Renewable Energy Directive」(2025)