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プチプチ、リサイクル原料のマスターバッチを開発し一部製品に採用
プチプチ株式会社が理研ビタミンと共同で、リサイクル原料を使ったマスターバッチを開発した。2026年4月から一部製品に使われている。
BLUE NOVA編集部

PR TIMES
プチプチ株式会社は、理研ビタミン株式会社と共同でリサイクル原料を使用したマスターバッチを開発した。開発したマスターバッチは2026年4月から、同社の気泡緩衝材「プチプチ」の一部製品に使用されている。両社は2026年10月20日、この取り組みを発表した。
展示会を通じて、素材を扱う企業に向けて開発内容を示した形である。
マスターバッチとは、帯電防止剤などの化成品用改良剤(機能性添加剤)を高濃度でプラスチックに練り込み、ペレット状に加工したものである。一般的なプラスチック原料と同じ形状にすることで、樹脂に添加しやすくなる。料理にたとえれば、味を決める調味料に当たる材料である。
帯電防止とは、プラスチックの表面に静電気がたまるのを防ぐ性質である。梱包材や電子部品の包装では、静電気による製品への影響を抑えるために欠かせない機能だ。そのため、この機能を担う添加剤の扱いが製品の品質を左右する。
プチプチ株式会社は「プラスチック資源循環の仕組みを確立する」ことをミッションに掲げる。主力製品である気泡緩衝材「プチプチ」では、すでに98%という高いリサイクル原料使用比率を達成している。
残る数パーセントを埋めるには、帯電防止効果を持たせるマスターバッチをリサイクル原料に切り替えることが不可欠だと同社は説明している。添加剤の性能を保ちながら、再生樹脂だけで製品を作るための課題であった。
一般に、再生プラスチックを用いる際には、異物の混入や品質のばらつきが課題になる。添加剤を含むマスターバッチは製品の機能を左右するため、原料の品質を安定させることが、リサイクル率向上の要となる。
循環型社会の観点では、リサイクル原料の比率を高めることは、新たな石油由来樹脂の使用を減らすことにつながる。循環の効果は原料の比率と製品の使われ方によって異なるため、個別に評価される必要がある。今後の焦点は、マスターバッチのリサイクル原料化が実用化され、気泡緩衝材の比率が100%に近づくかどうかである。同社は100%の達成に向けて開発を進めている。
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